子どもの握力低下を感じている
最近、子どもの握力低下が叫ばれております。
実際に妻は以前は幼稚園教諭として、現在は保育士として、幼児(1~6歳)を見てきた経験から実感しているようです。
しかも子どもたちが年齢を重ねるごとに顕著にもなっています。
古い記事ですが、2013年に『日本経済新聞』、通称日経新聞に下記の内容が掲載されておりました。
「握力」は男子の11歳と13歳、16歳の各年代で低下。女子はいずれの年代でも横ばいだった。
内藤久士・順天堂大大学院教授(運動生理学)は「日常生活の中で、蛇口の開け閉めなど握力を培う機会が減った結果ではないか。筋力や運動能力を高める取り組みは今後も欠かせない」と指摘している。
2013/10/13 『子供の握力低下 蛇口の開け閉め減が影響と指摘も 文科省調査』~日本経済新聞 一部抜粋より~
こちらの記事は年代は小・中・高校生を対象としておりますが、実際我々の生活の中で蛇口をひねる機会少なくなってきてるのは事実かと思います。
幼児も自分で何かを掴んでひねる機会が少ないと、当然握力も強くなりません。
また幼児にとって指先や手全体を使って何かをひねることは、掴む力をつけることだけでなく、脳の発達、身体の成長において無くてはならない重要な行為です。
1,2歳児ぐらいの年齢から掴む力を徐々につけていきましょう。
かと言って、わざわざおもちゃを買う必要はありません。身の回りにありそうなもので対応できます。
妻の勤め先や我が家での実践例
病院でもらった保湿剤無くなりかけてたよね?
あの容器捨てないでね!!
なんで?
何かに使うん??
保育園のクラスの子ども達にキャップ開けあそびにちょうど良いサイズなの。
手を広げて掴んで回しながら開けるのが、いいトレーニングにもなるの♪
こんな感じの容器です。
2歳ぐらいの子どもの手で鷲掴みできるサイズです。
中身をきれいに洗って、使用します。
がっちり閉めた状態で渡しても開けれないので、少し緩めに閉めておいて渡してあげます。
そして掴んでひねって開けることを教えてあげてください。
開けることができたら、必ず褒めてあげてください。
後、容器の中に小さなおもちゃを入れておいてもいいですね。
我が家はシルバニアファミリーのお人形さんを入れてました。
そしたら娘が蓋を開けたときにテンション爆上がりでしたよ!
二つ容器を用意して、片方にお人形を入れるところ見せます。
そして、見えないようにシャッフルして、どっちに入っているか開けて確認するように促してあそんだりもしました。
その他にも色々工夫して遊べそうですね。
まとめ
容器(キャップ付き)は様々なサイズ・形を使うことで指先の鍛錬になるのでオススメです。
飲料用のペットボトルなどは小さいし、指でつまみながら開けるという行為になるので、ハードルは高めです。
あくまで開けるように親がサポートしてあげることが重要です。
幼児期のうちにしっかりと掴む、ひねるという作業を行うことで握力を鍛えていきましょう。
ちなみに娘が0~1歳のときはこんな玩具を使って遊んだりもしてましたので、参考に写真やら商品概要も載せておきますね♪
コメント