おえかきは自分の言葉で表現しきれない幼児たちの想いを表現できるものです。
また指先や手首、腕、ひいては体全体をも動かすことによって脳の発達に良い刺激を与えることができます。
早ければ1歳を過ぎるとクレヨンなどをもって紙に描くようになると思います。
1~3歳の時期におえかきをあそびに取り入れることによって後々にいい影響を及ぼすことが期待できます。
実際におえかきを行うにあたって
※クレヨンなどの先がとがっていないものを使用してください。
机や家具などが汚れないように大き目な紙を用意してあげると、子ども親にとっても気兼ねなくあそべます。
また家具などについてしまっても汚れが落としやすいものだと親にとっても安心です。
汚れるのが前提の心構えでいてくださいね!!
さぁおえかきであそんでいきますが、1~3歳で我々大人が何かを識別できるものを描けるわけでは当然ありません。
最初はただただ紙に『ぐちゃぐちゃ』に書く (1~2歳)
↓
大きな円が描けるようになる
↓
大小様々な形の円が描けるようになる
↓
二重丸や一筆でぐるぐると円を書けるようになる
↓
一筆書きで線から円を描いたりできるようになる
※子どもによって順不同、できる内容も異なります。
最初はこれらの絵ばかりですが、後々に顔書いたり、ひらがなを書くための運筆の基礎となります。
【注意点】
・そもそもおえかき自体を嫌がるようであれば無理にあそばせない
・子どもが描いているものを無理やり手伝ったりしない
・子どもが興味を示さないクレヨンなどを無理やり持たせず、好きな色で描かせてあげる
・子どもなりの表現で描いていますので、それを怒ったりせず、いっぱい褒めてあげましょう。
・何を書いたのか質問をしてあげましょう。子どもがしゃべれる、しゃべれないは関係ありません。
我が家の例(2歳8か月の娘の様子)
これピンク!!
すきないろ!!
ピンクのクレヨンだね!!
ピンクの色が好きなんだよね♪
時にはママが別色のクレヨンなどを使って、何か書いてみたりしてあそぶのもよいです。
ママが書いてるのなーんだ??
ねこちゃん!!
ねこちゃんはどんな風に鳴くかな??
にゃーにゃー!
ねこちゃんカワイイ!!
良くわかったね~♪
すごいなぁ~、よく知ってるね!!
じゃぁこれは何かわかるかな??
我が家の様子の一例です。
こんな感じで親子ともども楽しみながらあそんでいます。
楽しむことが大事ですよね♪
『おえかき』はコミュニケーションになる
おえかきをする際は親子一緒になってあそびましょう。
コミュニケーションとしても最適です。
我が家の一例を見て頂きましたが、このようなやりとりは子どもにとって楽しい会話となります。
そして親にとっても楽しい会話ですよね。
またママ(パパ)がいろいろ書いてあげて当てっこしながらあそぶのもいろいろ学べるのでおすすめです。
こーえん(パパ)は絵心がないので、必死にアンパンマンや「いないいないばあっ!」に出てくるワンワンなどを一生懸命練習しました(笑)
絵心無くても、上からなぞったりを繰り返すことで娘が識別できるくらい上達しました!!
でもパパが一度書けるとわかったら、エンドレスにアンパンマンやワンワンを書かされたりします(笑)
大人も子どもにおいても、繰り返し行うことで上達するものですね!
おえかきも例外ではありません。
子どももあそびながら日に日に書けるものが増えていきます。
時には普段使っているクレヨンを嫌がったり、いつもと違う色を使ったりしながら・・・。
ぜひ親子で「おえかき」を楽しみつつ、わが子の表現力を培い、指先を使うことによって脳の発達を促しましょう。
参考になれば、これ幸いでございます。
ありがとうございました!!
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