はじめに
我が家は新築の自由設計で購入した一軒家でトイレが2つあります。
2つ目のトイレは2階に設置されているのですが、現在3人家族ですし、2階には現状ウォシュレットはいらないな!ということで設置しませんでした。
そもそも2か所もトイレいらんやろ!!って思われてる方や、今回設置に至った理由は後述しますが、今回ウォシュレットをつけよう!!となったので、その様子をお届けいたします。
ウォシュレットって自分で設置できるの?
今回、家を建てた住宅会社の建築担当の方に事前に質問。
古いタイプの便座でない限り設置できますよ!
新築で建てられたので、問題ないですね!
ただトイレにコンセントとアースついてましたよね?
コンセントもアースもついてますね!
であればご自身で設置可能です!
こーえんさん、電気関連の会社にお勤めでしたし、家の照明とかご自身で色々されてるんで絶対つけれますよ!!あと、我々やほかの業者に頼むと高くつきますしね。
イメージは既存の便座をスライドさせて外して、トイレ本体についている
留め具のようなものを外して、ウォシュレットに同梱されてるヤツに付け替えです。
あとはホースとか繋ぎますけど、同梱部品で対応可能だと思います!
わかりました、トライしてみます!
おれを買いかぶり過ぎちゃう。
出来んかったら自分のせいやけど、「今から助けに来て!」って電話したんねん。
まぁそんなこんなで挑戦にいたりました。
ウォシュレットの『貯湯式』と『瞬間式』、今回設置した製品について
ウォシュレットには『貯湯式』と『瞬間式』があります。
内蔵されている温水タンクに、あらかじめ水を貯めておき、貯めた水をヒーターであたためてお湯にする方式です。
- 限られた容量のお湯につき、中間の強さで60秒ほど続けて使用すると、湯切れにより水に変わります。
(洗浄を止め、約5分~7分たつと再びお湯に戻ります。) - ヒーターにより温水を常に保温しているため、ランニングコストは瞬間式より高くなりますが、消費電力が瞬間式より低いため、ブレーカーの容量が少ない場合にお勧めです。
(参考:現行商品の最大消費電力は334Wです)
- 温水タンクと暖房便座を常時ヒーターで保温しています。(夏場等には保温切でも使用できます)
- 通電してから設定温度になるまでの参考時間(水温や室温で異なります)
・温水シャワー・・・5分~7分
・暖房便座 ・・・10分~12分
貯湯式のような温水タンクがなく、洗浄を使用する時に瞬間的にお湯を沸かす方式です。
- 湯切れすることもなく続けて使用できます。
瞬時にお湯をつくる為、ヒーターの消費電力は使用時のみ一気に高くなりますが、お湯を保温せずに洗浄を使用時だけの電力使用で済みます。
ただし、暖房便座は常時ヒーターで保温しています。
- 貯湯式よりもムダが少なく、ブレーカーの容量に余裕がある場合にお勧めです。(定格15A以上のコンセントで単独使用)
※参考:現行商品の最大消費電力は1,210Wです。
引用元
【貯湯式のメリット・デメリット】
メリット:本体価格が安い
デメリット:お湯を貯めて保温するので電気代が瞬間式より高い
お湯を貯める性質上、長時間放置すると衛生的によくない。
連続で使用するとお湯切れを起こす
【瞬間式のメリット・デメリット】
メリット:お湯は使用時に沸かすので、貯湯式より電気代が安い
タンクにお湯を貯めない為、貯湯式より衛生的
デメリット:なんと言っても貯湯式より本体価格が高い
ざっと簡単に言えばこんな感じですよね。
あとは機種によって、付いている機能などによっても価格の上下がありました。
我が家で今回採用したのはパナソニック製のビューティ・トワレの瞬間式、色はホワイトです。
パナソニック Panasonic 温水便座 ビューティ・トワレ ホワイト DL-PPTK10 [瞬間式] 価格:24,334円 |
我が家が重視した点
・可能な限り衛生的が望ましい
・2階用なのでめちゃくちゃ使用しない⇒製品が悪くない限り、使用回数が少ないから長寿命を期待できる
・2階用なので保温が必要な貯湯式より、使用時にお湯を温める瞬間式のほうがコスト的に魅力
・2階用なので高機能は要らない
結果、汎用タイプの【瞬間式】にしました。
2階ばっか言い過ぎですね(笑)
で、商品を楽天で手配し、届いた日の週の休日に設置しました。
設置の様子(画像あり)
まず既存のトレイがこんな感じです。
よくググったりしていると、水栓が壁側についている場合の施工の様子や記事は見かけたのですが、水栓が床側に設置されてのはあまり見かけませんでした。
ただやることは一緒です。ほんと床についてるか壁についているかの違いだけのようです。
まず便座を手前に引っ張り外します。
※液面に割とクリアに顔が映っていたので、モザイクしてます
こんな感じで外れました。2か所出っ張っているところで便座をはめてたんですね。
ホースを外す前に水栓を閉めて、水を止めます。
すでにウォシュレットがついている場合は水栓閉めて、ホースを外す工程が先ですね。
わたしんとこは普通の便座だったので、先に便座を外しちゃいました。
付属のスパナ?がついていたので、こちらで外しました。
ホースには少々水が残っているので、タオルやバケツなどで床が濡れないように気を付けてください。
今回設置するヤツ。
中身はこんな感じです。
ここからは取説を見ながらすすめていきます。
まず本体とホースをつなぐところから。
こんな風にソケットみたいなもので接続するタイプでした。
なんや「カチっ」と接続させたり、回転させたりしながらホースの取り付けが完了します。
画像左側のトイレ本体の出っ張りが画像右側のところに入る形になりますが、前の便座の出っ張りでは入らないので、付属のものに取りかえます。
これは出っ張りの裏側部分ですが、こんな感じでついてます。
ネジを緩めて外す・・・
こんな感じで外れました。
あとは付属のものにつけかえます。
差し込んで同じくネジを締め上げて固定するだけなので、工具もいらず簡単ですね。
そして便座を出っ張りに合わせておいて設置すればオッケー。
あとは給水用のホースと電源を繋ぐ作業ですね。
ホースの分岐金具も付属でついておりました。
また水漏れを防ぐパッキンもあるので、説明書を読みながら該当のパッキンだけを使い接続していきます。
これでホースは接続完了。
最初に水栓を閉めているので、またマイナスドライバーでひねってやるとホースに水が流れていくのがわかります。
あとはコンセントにつなぐ作業で完了です。
アース線をまず繋ぎます。コンセントに小さな扉みたいなのを開けるとネジがありますので、ネジを緩めてアース線を設置。
※ウォシュレットを設置する際、コンセントがない場合は専門業者にアース付きコンセントを設置してもらう必要があります。
設置には『電気工事士』の資格が必要ですので、DIYは避けましょう。
洗濯機や電子レンジもそうですが、漏電時の対策としてアース線があります。
アース線をしっかり接続することで漏電の際に電気を逃がす役割があるので、感電などのリスク回避につながります。
正直漏電が起きなければ別になくても一緒ですし、アース線を繋がずとも使用は可能ですが、万が一の際の安全のために、必ず接続するようにしましょう。
さてコンセントにコードを差し込んで終了です。
こんな感じで完成です!
水漏れや他の不具合なども無く、問題なく使用できました!
おわりに ~そもそもトイレ2か所もいる~?
結構夜中にトイレに起きてしまうことが多い夫婦(笑)ですので、1階に降りる必要も無くなりますね。というのも、この時期寒いので便座が温かいのが助かります。
あと2か所もトイレいるかってところですが、私の実家はマンションです。
当然トイレは1か所です。
私が小学校~高校まで家族の起きる時間がかなり重なってたんですよね~。
トイレ争奪戦ですし、ゆっくり出来たもんじゃないんですよ。
しかも結構な尿意で起きたときに、親とかに長いことトイレに居座られたら・・・(笑)
んなことで夫婦同意で2か所トイレを設けました。
あと、DIYに関してですが、既存の便器によっては追加で部材が必要になる場合があります。
まず自宅の便座の状況を把握した上で設置する必要があるかと思います。
あとは取説読みながらですと問題なく設置できるかと思います。
ちなみに『ウォシュレット』という名前はTOTOの商品名(いわばブランド名)のようですね!
ちなみに
INAX=シャワートイレ
Panasonic=ビューティー・トワレ
という商品名です。
こういうのは雑学になるんですかね?
今日はこんな感じです。参考になればこれ幸いでございます。
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