本日は我らがダイソーさんの商品を紹介いたします。
ダイソーのお掃除商品シリーズ『落ち落ちV』シリーズより、
『アルカリ電解水100%クリーナー』
について書いていきたいと思います!!
ただ紹介するだけでは他の方々と同じなので、こちらではどうしていいのかも含めてご説明できればと思います!
ちょっとした雑学です。
私も調べていくなかで誤解していた部分もありました💨
アルカリ電解水とは?
参考文献には私を含む一般人には小難しく書かれておりますので、ここでは簡単に記載していきます。
電解水:水を電気分解した際に得られる水溶液のこと
で、水を電解する装置のタイプ、電極等の条件によって特性が異なる電解水ができるようです。
まぁそんな感じで作られてるですね。
これによってアルカリ性である水酸化ナトリウムが生成されることになります。
ちなみにこの水酸化ナトリウムは『強アルカリ性物質』にあたり、水酸化ナトリウムそのものや水酸化ナトリウムが5%含まれる水溶液は法律上
『劇物』
に指定されています!!
ちなみにアルカリ電解水クリーナーは0.2%程度の水酸化ナトリウム水溶液に相当するようです。
DAISOさんのタイプは0.18%と記載がありました!!
濃度が薄いので劇物にはあたりません。
でも手についた時には洗い流さないと、手があれたりする場合があります。
商品の注意書きにもあるように、眼に入ったりすると危険です。
洗剤はどの類(たぐい)にも言えることですが、取り扱いには注意が必要ですね。
アルカリ電解水でなぜ汚れが落ちるのか?
先に結論を言いますと、
1.電気的な反発力によって汚れを落としやすくなる
2.鹸化(けんか)という皮脂汚れに含まれる脂肪酸を中和して汚れを落とす
【1.の理由】
アルカリ性質のものはタンパク質汚れや個体汚れと汚れが付着している物の表面にマイナス電荷を与える傾向があるようです。
これにより、汚れと物の表面間で電気的な反発力が高まり、汚れを引き剝がしやすくなるみたいです。
小難しいですね~、これでも参考資料をかみ砕いてます(笑)
【2.の理由】
皮脂汚れには脂肪酸が含まれています。これがアルカリ性によって中和できるんですね!
この中和反応が皮脂汚れをアルカリ剤で洗浄する際に作用してくれるとのことです。
しかも石鹸(せっけん)を作る化学反応と一緒の働きが起こるみたいですよ!!
これによって脂肪酸とアルカリ剤によって石鹸が生成される
⇒石鹸は水に溶けやすい、石鹸が残留した汚れを取り除くのに役立つ
という説明が成り立つようです!!
さて、脂肪酸は中和して汚れを落とすということですが、巷では油汚れを中和して汚れを落とすというのをよくみかけます。
酸性の油汚れをアルカリ性で中和して落とす、実は不正解
そもそも油汚れやタンパク質汚れは酸性だとする根拠がない!!
先に述べた脂肪酸は例外のようですがね💨
あと、油汚れは酸化するので、酸性汚れだと判断するのも間違いみたいですね💦
参考資料読んでいると頭が痛くなってきましたので、化学的説明はしません。
てか、出来ません!!💨
要するに『酸』と『酸化』は別物。油が酸化するから『酸』になる、『酸性』になるという誤解のようです。
私も間違って解釈しておりました、考え改めたい思います🙇
まぁ極論は
汚れが落ちたらそれでいいやん
身も蓋もないですね(笑)💦
参考になれば、これ幸いです。
ありがとうございました。
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